2011年12月17日

第26次:12月12日(月)~15日(木) 岩手県大槌町、陸前高田市 クリスマスの集い☆

今回は、クリスマスキャロルなどを歌う人、マジックを披露する人、クリスマスのお話をする人、運転する人・・・それぞれの賜物を活かして各地で楽しいクリスマスの集いをもたせていただきました。顔見知りの人たちとは再会を喜び合い、新しい出会いもあり感謝でした。

バンにいっぱいのクリスマスのプレゼントや頼まれていたものなどを詰め込んでの移動です。自分たちの荷物は最小限にしたのに、いつもながらギューギューに詰め込んでの長旅です(笑)。

嬉しいことに、どこに行っても、事前にお送りした「クリスマスの集い」のお知らせを掲示してくださっていました。

今回多くの方々がそれぞれに「目に見える物に目をむけると復興が思うように進まない現実に『これからどうなるんだろう』と不安になったり、あまりにも多くのものを失った悲しみに襲われそうになるけど、こうやってみなさんが顔を出してくれえると『一人じゃない。全国のみんな、世界中の人が応援してくれてる』というのが体感でき、もう一度頑張れるような気がする」「何度も来てくれてありがとうね。寒いだろうに、道凍ってなかった?体に気をつけてね。」「津波を経験した者同士では言えないことも、ボランティアさんにはなぜか言える。聞いてくれてありがとう!胸につかえていたものがスッ~と抜けていくのを感じたわ。」「ボランティアさんが減ってるのに、私たちのこと忘れずに来てくれてありがとうね。また来てね!」と涙を流して声をかけてくださいました。私たちの働きは小さくても、続けて訪問し続けることで、確実にお一人おひとりのココロに喜びや希望や安心を与える一助となっているようです。


12月12日(月)  東京 → 岩手県一関(いちのせき)の宿

東京を朝9時過ぎに出発し出た時には快晴☆しかし、途中で小雨、小雪そして・・・虹☆

写真ではよく分からないと思いますが、虹です☆下までくっきりと見えました。


今回はいつもにもまして素敵な時となる期待にあふれました☆

まずは、一関のスーパーで買い出しをして拠点へ。覚悟はして来たものの、じっとしていると凍りそうなぐらい寒かったですが、「夕食の準備」と「寒さ対策(石油ファンヒーターなどへの灯油の給油や湯たんぽの準備)」に分かれて活動。今夜ぐらいしかゆっくり食べられないので、鍋料理で岩手県の野菜をたっぷり食べました。おいしかったです。明日から頑張れそうです☆




感謝なことに、「湯たんぽ」と「石油ファンヒーター」のおかげで、寝袋でも寒さを感じず安眠できました☆


12月13日(火)  一関市 → 大槌町 → 大船渡市

5時起床、6時出発。陸前高田経由で大槌町へ。道中スリップしないように祈りつつの運転です。

まずは、A幼稚園にてクリスマス会。A幼稚園に到着すると、なんと教育機関の報道陣が私たちを待ち構えており、荷卸しから撮影しておられました。子ども達はお菓子が運ばれてくると大喜び☆お菓子は、クリスマスツリーの下に並べました。



「キャンドルサービス」の依頼があったので、行いました。まず、牧師先生が燭台に点火。その後、園長先生が、みんなに火を分けていきます。3歳児の子達もろうそくを上手にもっていました。真っ暗の部屋も、小さなろうそくの火で子ども達の顔が輝いていました。おごそかな雰囲気の中、子ども達の表情は真剣でした。牧師先生のお話にもしっかりと集中して聞いていました。すごいです!保護者の方々もたくさん来られていました。







「キャンドルサービス」の後は、子ども達の「降誕劇」です。心の底から感動しました!!!




「降誕劇」の発表の後は、クリスマスコンサート。まずは、プロのゴスペル歌手のかおりさんが数曲のトーク入りのクリスマスキャロルで盛り上げてくださいました。



そして、カイクさんによる手品を15分ほど披露。子ども達はもちろんですが、保護者の方や先生たちも大興奮でした!口々に「うぉ~」「うゎ~」「えぇ~」と感嘆の声が連発でした。




 そして、牧師先生の挨拶とお祈り。



やはり手品の「鳩」は一番人気でした。ほとんどの子ども達が、触りにきました。



昼食はお気に入りのY商店のおにぎりとお惣菜☆おいしかったです!!!

そして、B保育園へ。まずは、かおりさんによるクリスマスキャロル。「真っ赤なお鼻のトナカイさんは~」子ども達の元気な声が響き渡りました。



カイクさんによるゴスペル・マジック。ただの手品とは違い、福音的なメッセージがうまく表現できています。



牧師先生のお話もしっかりと聞いていました。地域の方々も10人ほど来てくださいました。


Cグループホームにてクリスマスの集い。かおりさんとみなさんとで「みかんの花が」「ふるさと」「きよしこの夜」などを熱唱しました。その後、牧師先生がクリスマスのお話を分かりやすくお話してくださいました。



夕方6時にいつも立ちよる所を訪問すると、なんと私たちが来るのを知って、「奥様お手製の大量のイクラ」と、「鮭の干物」を準備して待っていて下さいました。なんとも豪華な夕食となりました!!!ビックリ!イクラは、もちろん無添加。あり得ない上品なまろやかな味でした!!!干物も今まで食べた物の中で一番おいしかったです!




今夜は、大船渡市で宿泊。1ヶ月前から大槌町内、その付近で宿を探しましたが、どこも予算に合うお宿はいっぱいでしたので、大船渡まで南下。宿の廊下に掲げられているケセン語訳聖書はいつみても圧巻です。


12月14日(水)  大船渡市 → 大槌町 → 陸前高田市 → 一関市

6時起床、7時出発。

大槌町に到着後、まず、城山の高台から町を見てお祈りを献げる。

そして、旧D小学校体育館にて仮設住宅の方々が集まってくださいました。9時~のセッティングに、館長さんだけではなく、5名ほどの方々が冷たい体育館の床にマットをひいてくださったり、ストーブをつけてくださったり・・・。また、ある婦人は「みなさんに世話になったからこのぐらいさせてもらうわ。感謝の気持ち☆」と言いながら笑顔で喜びながら、外の落ち葉をはいてくださいました。すごくうれしかったです。みなさん本当に楽しみに待っていてくださったようです。

 ピアノもわざわざ調律してくださっていました。感謝!かおりさんの「阪神大震災の証」と、透き通る「歌」で、さらにココロが強くつながっていくのを感じました。




カイクさんの手品に歓声の声が連発!みなさん瞬きも忘れてくぎづけでした。ここでは、20分の手品でした。



牧師先生のクリスマスの愛のメッセージに涙される方も複数おられました。


「お礼に☆」と先月柿をむいて干していた『干し柿』を数名の方がくださいました。



新しく仮設店舗がオープンしていました。お昼時で15分の待ち時間が必要・・・私たちにはその時間がなかったので今回はパス。次回是非入ってみたい店の一つ☆繁盛していました!ちなみに、昼食はコンビニのおにぎりでした。


E老人ホームにて、高齢者の方々や、近くの保育園の子達が合同でクリスマスの集いをもたせていただきました。かおりさんのリードに人生の先輩方も子ども達も楽しんでくれたようです。



カイクさんも盛り上げてくださり、感動を残してくれました。ものすごい歓声がホール中に響き渡りました。




牧師先生も朗らかに、わかりやすいお話をしてくださいました。



F学童(複数の学校の子ども達)にてクリスマスの集い。まずは、かおりさんのクリスマスキャロル☆


カイクさんのマジックは大人も子ども達も釘づけてでした。拍手喝采!20分ほどでしたが、大満足の様子でした。



牧師先生のユーモラスなお話もよ~く聞いていました。


いつも立ち寄る、Y商店で夕食。手作りのブルーベリー、自家製梅干し、自家製漬物も頂きました。実においしかったです!



一関に戻る途中で、陸前高田キリスト教会にも立ち寄りました。ここでもかおりさんが1曲熱唱してくださいました。そして、ご希望により、カイクさんによる手品の講習会が始まりました。すごくうれしそうでした!




12月15日(木)  一関市 → 東京

分かち合い、お祈りの時。


その後、数件訪問し、東京へ。

道中またもや虹・・・!往路共に虹に出会えるとは、感謝!


それぞれの復興への願い、ココロの癒しがお一人おひとりの深いところに届くことでしょう。私たちも祈り続けます・・・

0 コメント:

コメントを投稿