アガペーCGNとは?

災害支援緊急援助隊「アガペーCGN」(Agape Christian Global Network)は、今回の東日本大震災を受けて建てあげられたキリスト教超教派の支援団体です。宮城、岩手、福島など各地に拠点を設置し、教会があるところでは、その教会と連携して支援を進めています。「小回りの利く、地元に根差した、心と心のつながる支援」をモットーとして、基本的に毎週日曜日午後から木曜日夜にかけてボランティアを派遣しています。

現在は、宮城県に比べて、支援があまり入っていない岩手県に重点を置いて、ボランティアを派遣しています。報道で取り上げられていない、取り残されたような避難所を探して、物資の供給や炊き出しを行っています。震災から2カ月以上経った今でも、たった2、3回の炊き出ししか受けていないという避難所もありました。そのような方々が氷山の一角であると考え、できる限り、他の団体が入っていない地域への支援を実施しています。

被災地では、物資の供給、がれきの撤去、泥かき、大工仕事、炊き出しのほかに、散髪やマッサージやゴスペルコンサートなども行っています。被災地の方々は、一人ひとり心に傷を持ち、苦しんでいます。泣くことすらできずに、頑張らなくてはならない立場の方もいます。そのような方々に相対するとき、どんなに優秀なカウンセリングの技術を持ってしても、拭うことのできない心の傷を感じます。この傷を包み、癒やすことのできるのは、“主の愛(アガペー)”以外にありません。“主の愛”にふれられる魂が多く起こされ、“主の愛の輪”が小さくてもいからあちこちで起こされるように祈りつつ種まきをしていくことをアガペーCGNは目指しています。

◇ 団体名称
アガペーCGN(アガペー・クリスチャン・グローバル・ネットワーク)                    

◇ 団体の特色
小回りのきく地元ならびに地元教会に根差した支援活動

◇ 代表者
峯野龍弘

◇ 主な活動内容
1.ニーズに応じた物資支援
2.家の泥かき、大工仕事などの復旧支援
3.地域のボランティアセンターに登録して、様々なボランティア活動
4.ゴスペルコンサート、マッサージ、散髪、何気ない会話、子供たちとの遊びなどを通して心のケア
5.炊き出し 
6.各教会の慰問と霊的支援