物資の積み込み作業と、人力でのガソリン給油

灯油、米、水、お菓子、カイロ、防寒着、タオルなどの物資を積み込んでいる様子です(左)。被災地ではガソリンスタンドは津波で流されていましたが、地下にあるガソリンタンクは無事で、人力でガソリンを支給しました(右)。

被災地の小学校でのコンサート

岩手県のA小学校でのコンサートの様子です。1年生が特にノリノリでした。演奏に合わせて、全身でトトロの「さんぽ」などを歌ってくれました。

泥だし作業

海から2Kmぐらいの場所にあった事務所も、1.5m床上浸水の被害に遭っていました。次の日に海水は引きましたが、3cmの泥がたまっており、そのこびりついた泥を掃除している様子です。

岩手県での炊き出し

岩手県大槌町で行った炊き出しの下ごしらえをしている様子です。250人分の食事を用意することは相当な力仕事でした(左)。右の写真は、岩手県陸前高田市での地域の人々との昼食会(炊き出し)です。

被災した家の修理と、一軒一軒回っての物資支給

地震でかみ合わせが悪くなり開閉できなくなってしまったAさん宅の扉を、修理している様子です(左)。被災地の一軒一軒に声をかけて、物資を届けました(右)。

2020年1月6日

第90次:2020年12月25日(水)~29日(日) 岩手県大槌町


今回「垂直避難」という言葉を初めて聞きました。複数の訪問先で質問を受けたのですが、隊員も知りませんでしたので、携帯で検索してみると「垂直避難とは、災害時に身に危険が迫っているが、安全な場所まで避難する時間がない場合、安全な場所と空間を確保するために上下垂直方向に避難することを言う。」とのことでした。ちなみに、「水平避難」は「避難所などに避難すること」だそうです。実は、台風19号で川が決壊になった時に町内放送で「垂直避難してください」と言われたそうで、「『垂直避難』って何?初めて聞いた言葉だよ」「東西南北、どっち向いて逃げれば良いの?」って非常に困ったそうです。後で、関係者に聞くと「マニュアル通り・・・」だったそうで・・・。町の人たちから「住んでいる人のわかる言葉で話してくれないと理解できない。せめて、『垂直避難してください。2階以上の高いところにすぐに避難してください』と具体的に言ってくれたら分かるんだけどなあ」という声を聞き、なるほどその通りだなと思いました。