物資の積み込み作業と、人力でのガソリン給油

灯油、米、水、お菓子、カイロ、防寒着、タオルなどの物資を積み込んでいる様子です(左)。被災地ではガソリンスタンドは津波で流されていましたが、地下にあるガソリンタンクは無事で、人力でガソリンを支給しました(右)。

被災地の小学校でのコンサート

岩手県のA小学校でのコンサートの様子です。1年生が特にノリノリでした。演奏に合わせて、全身でトトロの「さんぽ」などを歌ってくれました。

泥だし作業

海から2Kmぐらいの場所にあった事務所も、1.5m床上浸水の被害に遭っていました。次の日に海水は引きましたが、3cmの泥がたまっており、そのこびりついた泥を掃除している様子です。

岩手県での炊き出し

岩手県大槌町で行った炊き出しの下ごしらえをしている様子です。250人分の食事を用意することは相当な力仕事でした(左)。右の写真は、岩手県陸前高田市での地域の人々との昼食会(炊き出し)です。

被災した家の修理と、一軒一軒回っての物資支給

地震でかみ合わせが悪くなり開閉できなくなってしまったAさん宅の扉を、修理している様子です(左)。被災地の一軒一軒に声をかけて、物資を届けました(右)。

2014年4月29日

第56次:2014年4月23日(水)~25日(金) 岩手県大槌町


今回は、「H地区の最後の桜祭り」の音楽ゲストとして男1人女3人で大槌に向かいました。
津波で浸水した旧H小学校の校庭に咲き誇る樹齢100年以上と言われている5本のソメイヨシノ。なんと、震災で木の高さの3分の2が潮水をかぶったにも関わらず、たくましく、美しく、毎年桜の花を咲かせ、人々に勇気と希望と安らぎを与え、地元の方々に親しまれてきた桜の木との最後の花見会でした。盛土工事(復興計画)のため、今年で伐採される予定になってしまったのです。

前回、第55次で訪問したときに、この「桜祭り」の音楽ゲストの話を頂いたのですが、肝心のゲストを探すのに数日・・・。幸い、ゴスペル演歌歌手のMさんと、ピアノも引き語りもできるKさんとご一緒に参加できました。突然の「現地からの依頼」ということもあり、チラシなどを作成する時間は全くありませんでした・・・。

2014年4月18日

第55次:2014年4月6日(月)~9日(水) 岩手県大槌町


今回は、若手2人のチームで、今までにお世話になってきた所の挨拶回り(代表・窓口の変化の有無、人数、ニーズ調査など)と、大槌町内のほぼ全ての仮設住宅の談話室・集会所の様子をほんの一時であっても訪問し、実際に五感で感じてくる・・・というのがミッションでした。どこでどのぐらい時間がかかるのか全く読めないために、今回はあえて事前にアポを全くとらずに訪問させて頂きましたが、各所に「平安の子」が備えられており、どこに行っても何をしても祝福でした。

初めて訪問した仮設住宅でもたった一人の方(代表者ではない)とご挨拶させて頂いただけで、「ちょっと待って。今、みんな呼んでくるから」と私たちを談話室に通してくれた後、いなくなり・・数分後には、次々と人が談話室に来てくださり、1時間ほどいましたが、8人ほどの方とのお交わり。前半は、「久しぶりだね。~。」と近況の話でしたが、そのうちに自然と震災の話になり・・・皆、ため息交じりにしんみりとなりました・・・しかし、この時間が必要だったようで、最後は「みんながいてくれてよかった。またお茶っこしようね」「イベントめったに来ないから是非来てほしい」と声をかけてくださいました。

第54次:2014年3月24日(月)~27日(木) 岩手県大槌町



今回は、男1人、女5人で、大槌町の三か所の仮設住宅と老人ホームに向かいました。

あれから3年が経ちました・・・。

地元の方々から「忘れられるのが一番怖い・・・。」「一時にはあれほど来てくれたボランティアも、最近では、めっきり減り・・・でも、アガペーさんは来てくれるからうれしい。」「まだまだみなさんの助けが必要です。いや、今こそ必要です。心が痛いのです。」「アガペーさんは、なぜ今も来続けてくれるの?なぜそんなに優しいの?」と言う声をあちこちで聞きました。