今回は、初参加の2人を含む男3名、女3名で初期の頃から継続してずっとお世話になっている方々と連携して、「農作業と「お掃除」に行って参りました☆
4月6日(月)
朝8時過ぎに皆様に見送られて出発しました。東京は快晴でしたが、北上するにつれだんだんと雲が増え、パラパラと小雨が降ってきました。パーキングエリアで昼食をとり、順調に東北入りしました。
午後4時前には陸前高田キリスト教会のM先生を久しぶりに訪ねました。突然の訪問にも関わらず、先生はニコニコ笑顔で教会の周りを案内してくださり、近況を聞かせてくださいました。他の被災地同様、陸前高田市でも現在、地盤引き上げの工事が進められています。たくさんの重機が入り、道路以外の土地に土が高く盛られていました。以前は高台に立つ教会からも見えていた海が、もう半分も見えなくなっていました。それでもまだ予定の半分の高さほどしかないそうです。工事が全て終わる頃には、きっと海は全く見えなくなるのでしょう。長年海に親しみ、暮らしてきた方々を思うと、なんとも言えない気持ちになります。教会のすぐ近くに桜の木が立っていました。震災後、東北では何万本もの桜の木が津波到達ラインに沿って植えられたそうです。その桜の木が、ピンク色の花を咲かせ始めていました。当時を思い起こさせる、しかし希望も感じさせてくれる、そんな桜の花です。その木の向かいに、津波によって崩壊したままの姿で建つ一軒の家がありました。家主のおばあちゃんが最近亡くなられ、結局手を付けられずにそのままにされているそうです。少し離れたところには立派な復興住宅がそびえ立っていましたが、高い家賃のために入居者不足なのだそうです。そんな中、震災前は年に数回しか教会に来なかったある女性の方が、その復興住宅に移り住んだ後、今は毎週の礼拝に来られているのだと、嬉しそうに話してくださいました。震災は多くの変化をもたらしましたが、目に見える表面的な復興もさることながら、人の心の復興も、少しずつでも進められているようです。
4月6日(月)
朝8時過ぎに皆様に見送られて出発しました。東京は快晴でしたが、北上するにつれだんだんと雲が増え、パラパラと小雨が降ってきました。パーキングエリアで昼食をとり、順調に東北入りしました。
午後4時前には陸前高田キリスト教会のM先生を久しぶりに訪ねました。突然の訪問にも関わらず、先生はニコニコ笑顔で教会の周りを案内してくださり、近況を聞かせてくださいました。他の被災地同様、陸前高田市でも現在、地盤引き上げの工事が進められています。たくさんの重機が入り、道路以外の土地に土が高く盛られていました。以前は高台に立つ教会からも見えていた海が、もう半分も見えなくなっていました。それでもまだ予定の半分の高さほどしかないそうです。工事が全て終わる頃には、きっと海は全く見えなくなるのでしょう。長年海に親しみ、暮らしてきた方々を思うと、なんとも言えない気持ちになります。教会のすぐ近くに桜の木が立っていました。震災後、東北では何万本もの桜の木が津波到達ラインに沿って植えられたそうです。その桜の木が、ピンク色の花を咲かせ始めていました。当時を思い起こさせる、しかし希望も感じさせてくれる、そんな桜の花です。その木の向かいに、津波によって崩壊したままの姿で建つ一軒の家がありました。家主のおばあちゃんが最近亡くなられ、結局手を付けられずにそのままにされているそうです。少し離れたところには立派な復興住宅がそびえ立っていましたが、高い家賃のために入居者不足なのだそうです。そんな中、震災前は年に数回しか教会に来なかったある女性の方が、その復興住宅に移り住んだ後、今は毎週の礼拝に来られているのだと、嬉しそうに話してくださいました。震災は多くの変化をもたらしましたが、目に見える表面的な復興もさることながら、人の心の復興も、少しずつでも進められているようです。