物資の積み込み作業と、人力でのガソリン給油

灯油、米、水、お菓子、カイロ、防寒着、タオルなどの物資を積み込んでいる様子です(左)。被災地ではガソリンスタンドは津波で流されていましたが、地下にあるガソリンタンクは無事で、人力でガソリンを支給しました(右)。

被災地の小学校でのコンサート

岩手県のA小学校でのコンサートの様子です。1年生が特にノリノリでした。演奏に合わせて、全身でトトロの「さんぽ」などを歌ってくれました。

泥だし作業

海から2Kmぐらいの場所にあった事務所も、1.5m床上浸水の被害に遭っていました。次の日に海水は引きましたが、3cmの泥がたまっており、そのこびりついた泥を掃除している様子です。

岩手県での炊き出し

岩手県大槌町で行った炊き出しの下ごしらえをしている様子です。250人分の食事を用意することは相当な力仕事でした(左)。右の写真は、岩手県陸前高田市での地域の人々との昼食会(炊き出し)です。

被災した家の修理と、一軒一軒回っての物資支給

地震でかみ合わせが悪くなり開閉できなくなってしまったAさん宅の扉を、修理している様子です(左)。被災地の一軒一軒に声をかけて、物資を届けました(右)。

2015年11月8日

第70次:2015年10月26日(月)~29日(木) 大槌町(岩手県)

今回は男子1名、女性5名で大槌町に向かい、プロの料理人Mさんによる「料理教室」が行われました。今回のメニューは、「栗とさつま芋のおこわ風」「豆腐ともずくの沖縄風餃子」「鯛のスープ」「大根と柿のあえもの」「梨のコンポート(デザート)」でした。


11月26日(月)

午前8時45分に東京を出発し、途中で調理器具と食材を車に載せ、一路岩手へ。東北道から見る晩秋の山々は美しく、農閑期の畑が随分広く感じました。道路沿いの標識は気温15度を示しており、冬の訪れはまだまだの感じです。満月に近いこともあって明るい夜空でした。大船渡へ向かう途上、復興の工事があちらこちらで進んで道が新しくなっており、カーナビの表示が追い付かず、随分時間がかかって宿舎に到着したのは午後7時半。今回は料理教室を持つことが主な活動でした。食材を買い揃え、料理の手順の確認、日程の調整を済ませて早々と休みました。


11月27日(火)

秋晴れの美しい朝、午前6時半のミーティングから一日が始まりました。大船渡、釜石、大槌町までの海岸沿いの道は、大きなダンプカーが行き交い、復興道路の建設は着々と進行していました。

まずはA集会所に到着しますと、前回6月の訪問の時のようにエプロンに頭巾姿の皆さんといつもの職員の方々が笑顔で迎えてくださいました。30分も前から待っておられたとのこと、お料理に対する意気込みを感じました。早速隊員たちも身支度を整え、食材を広げ、携帯用のガスコンロ3台をセット。日頃使っている食材をちょっと工夫すればおいしい料理ができると知って、皆さんは目を丸くしました。明るい声と笑顔で説明するMさん、ユーモアに満ちた会話で笑いが満ち、16名が一緒に料理するのはなんとも楽しいことです!キャベツを絞るのが得意な人、ごまを煎るのが上手な人、餃子の皮に具を包むのは皆さん得意で、あっという間に175個ができました。ご飯が炊き上がるまでMさんのテレビ番組のビデオを皆で鑑賞、大きな歓声が上がりました!


彩よく盛り付けて出来上がり。職員の方々も見に来て、カメラのシャッターを切っておられました。どなたも満足な表情でした。時間もちょうど正午。食前の感謝のお祈りに皆さんも頭を垂れ、目を閉じ、手を合わせて加わってくださいました。

第69次:2015年8月24日(月)~31日(月) 陸前高田市(岩手県)

前回、第68次の報告を受けて、早速、一人の青年が陸前高田に1週間の予定で向かいました。9月19日~26日に大船渡市のリアスホールでもたれる「星野富弘花の詩画展」のチラシ配りが主な働きでした。受け入れをご快諾して下さった陸前高田キリスト教会は、第一次からずっと様々なボランティアを通して関わらせて頂きましたが、今回は宿泊も食事も一緒に過ごすことができてさらに近くなれた気がしました。


8月24日(月)

池袋から夜行バスで出発し、25日(火)の朝に、陸前高田市役所前のバス停に到着しました。朝の早い時間でしたが、陸前高田キリスト教会の森田先生が車で迎えに来て下さり、教会での一週間の働きが始まりました。