新しい年が始まりました。震災後、約2年が経とうとしていますが、地元のニーズによって支援内容は変化しても、実際に現地に身を置くボランティアの数が激減する中、「祈り続けること」「共に時間を過ごすこと」など、継続した関わりがますます必要とされています。
地元の方々から、「震災後、正月も心が晴れない。ボランティアの皆さんが来てくれると、つかの間でも気が晴れるが、一人になると心にぽっかり空いた穴がまだふさがってないみたいで心が痛いです。僕らも頑張っていますが、地元のコミュニティーのためにもイベントで少しでも明るくしてください。盛り上げてください。」との要請を多数受け、今回の救援隊の活動は、Aさんをお招きして、マジック・ショーをして頂き、手品の後は、皆さんとコーヒータイムをご一緒するという計画を立てました。コーヒーは、いつも教会で使用している好評の銘柄を用意しました。40人分のコーヒーが一度に準備できるコーヒーメーカーも持っていきました。また、この時期に合わせるかのようにして、4輪駆動の8人乗りのバンが与えられたことは大変感謝なことでした。雪深い地方で使用されていたバンでしたから、東北でも安心して運転できました。
Aさんは、2011年のクリスマスの時期の救援活動に加わってくださっており、今回は2回目の参加で、いつも被災地のことを心に留めていて下さっており、快くお引き受けくださいました。今回は、上記メンバーに加えて3羽の鳩たちも同行してくれることになりました。