物資の積み込み作業と、人力でのガソリン給油

灯油、米、水、お菓子、カイロ、防寒着、タオルなどの物資を積み込んでいる様子です(左)。被災地ではガソリンスタンドは津波で流されていましたが、地下にあるガソリンタンクは無事で、人力でガソリンを支給しました(右)。

被災地の小学校でのコンサート

岩手県のA小学校でのコンサートの様子です。1年生が特にノリノリでした。演奏に合わせて、全身でトトロの「さんぽ」などを歌ってくれました。

泥だし作業

海から2Kmぐらいの場所にあった事務所も、1.5m床上浸水の被害に遭っていました。次の日に海水は引きましたが、3cmの泥がたまっており、そのこびりついた泥を掃除している様子です。

岩手県での炊き出し

岩手県大槌町で行った炊き出しの下ごしらえをしている様子です。250人分の食事を用意することは相当な力仕事でした(左)。右の写真は、岩手県陸前高田市での地域の人々との昼食会(炊き出し)です。

被災した家の修理と、一軒一軒回っての物資支給

地震でかみ合わせが悪くなり開閉できなくなってしまったAさん宅の扉を、修理している様子です(左)。被災地の一軒一軒に声をかけて、物資を届けました(右)。

2012年12月20日

第38次:11月14日(水)~17日(土) 岩手県(大槌町、陸前高田市)



第38次アガペーCGN救援隊のために、皆様のお祈りを感謝します。

震災から一年半以上が経過しましたが、今なお多くの方々が語り尽くすことのできない痛みの中におられます。

被災地のニーズは時間と共に様々に変化しており、アガペーCGNとしましても、「小さいながらも小回りのきく心と心が通う、ぬくみのある関わり」を大切にして活動して参りました。

被災地の多くの地域では、すでに「ボランティアセンターを通した活動は終了」になっていましたが、大槌町でも11月からは、ボランティアセンターに奉仕の具体的な斡旋(あっせん)をお願いできなくなりました。今後は、自分達でボランティア内容・場所を決定し、その報告をボランティアセンターに報告するようになります。

そこで今回も、いつもお世話になっている何カ所かの方々に連絡を取り、何か私たちに出来ることがないか伺いました。結果として、今回は昨年の5月頃からお世話になっている大槌町のA商店に宿泊させて頂き、その商店の要請を受けて近くの大きな側溝を掃除することになりました。