物資の積み込み作業と、人力でのガソリン給油

灯油、米、水、お菓子、カイロ、防寒着、タオルなどの物資を積み込んでいる様子です(左)。被災地ではガソリンスタンドは津波で流されていましたが、地下にあるガソリンタンクは無事で、人力でガソリンを支給しました(右)。

被災地の小学校でのコンサート

岩手県のA小学校でのコンサートの様子です。1年生が特にノリノリでした。演奏に合わせて、全身でトトロの「さんぽ」などを歌ってくれました。

泥だし作業

海から2Kmぐらいの場所にあった事務所も、1.5m床上浸水の被害に遭っていました。次の日に海水は引きましたが、3cmの泥がたまっており、そのこびりついた泥を掃除している様子です。

岩手県での炊き出し

岩手県大槌町で行った炊き出しの下ごしらえをしている様子です。250人分の食事を用意することは相当な力仕事でした(左)。右の写真は、岩手県陸前高田市での地域の人々との昼食会(炊き出し)です。

被災した家の修理と、一軒一軒回っての物資支給

地震でかみ合わせが悪くなり開閉できなくなってしまったAさん宅の扉を、修理している様子です(左)。被災地の一軒一軒に声をかけて、物資を届けました(右)。

2011年12月17日

第26次:12月12日(月)~15日(木) 岩手県大槌町、陸前高田市 クリスマスの集い☆

今回は、クリスマスキャロルなどを歌う人、マジックを披露する人、クリスマスのお話をする人、運転する人・・・それぞれの賜物を活かして各地で楽しいクリスマスの集いをもたせていただきました。顔見知りの人たちとは再会を喜び合い、新しい出会いもあり感謝でした。

バンにいっぱいのクリスマスのプレゼントや頼まれていたものなどを詰め込んでの移動です。自分たちの荷物は最小限にしたのに、いつもながらギューギューに詰め込んでの長旅です(笑)。

嬉しいことに、どこに行っても、事前にお送りした「クリスマスの集い」のお知らせを掲示してくださっていました。

寄付金感謝の報告

12月8日に淀橋教会にて開催されました「大震災から見えてくる日本~新たな課題と今後の展望~東日本大震災復興支援チャリティイベント第一弾」において、参加者の方々から90,994円の寄付をアガペーCGNに頂きました。主催者「いのちのフォーラム」の皆様、ご協力くださいました皆様に心から感謝を申し上げます。この尊い愛のご寄付を被災者の方々への支援のために大切に用いさせていただきます。ご協力をありがとうございました。

2011年12月7日

第25次:11月28日(月)~12月1日(木) 陸前高田市、大槌町

11月28日(月)  東京 → 陸前高田市 → 大船渡市

午前9時、教会を出発。今回は男2人、女3人で行ってきました。出発の日からすごく寒かったです・・・。



岩手県一関市の拠点に途中寄り、マットと水を確保し、陸前高田キリスト教会に午後16時頃に到着しました。震災がなければ岩手県や宮城県を訪れる事がなかったであろう私達。この陸前高田の教会もそのような絆の一つです。教団も教派も異なる教会間に交流が芽生え、森田先生ご夫妻は私達アガペーCGNの事を「愛の津波」と名付けて下さいました。良い交わりを頂き共に沢山笑いました。祈って一路、大船渡の宿泊所に向かいました。

公共の宿泊所でしたが、廊下には「ケセン語訳聖書」のマタイ福音書の言葉が掛け軸に書かれていました。ビックリ!!!たぶん「頼りなぐ、望みなぐ、心細い人ァ幸(すあわせ)せだ 神様の懐(ふところ)に抱がさんのァその人達(ひたら)だァ」と書いてあると思います。意味は、マタイ5章3節の「心の貧しい人々は、幸いである、/天の国はその人たちのものである。」(新共同訳)と同じです。

2011年12月5日

第24次:11月6日(日)~9日(水) 岩手県大槌町、陸前高田市、宮城県気仙沼市

移動中、本当に紅葉がきれいでした☆




今回の主なミッションは、アメリカから船で届いた「大人の運動シューズ」約120人分と、22cmまでの「子どもの室内用の上履き」(フリース)約600人分の配達と、人々との交わりでした。大槌町には津波以来まだ靴屋さんが回復しておらず、車で隣町まで買いに行かなければ靴が手に入りません。以前より、「本当に必要な人たちに靴を届けたい」と願っておりましたが、この度、アメリカから丈夫なはきやすいシューズが届けられました。大人用のシューズは数が少ないために、どのようにすれば本当に必要な方に届けることができるのか知恵が必要でした。しかし、結論から言いますと、誰一人「私のサイズがない(涙)」ということなく、ちょうどピッタリ配達できたことに大きな驚きを感じました。しかも、アメリカのサイズなので幅広で装具を履いておられる方や、日本で販売されている通常の靴ではなかなか自分に合うものが見つけられない人までがピッタリサイズで「履きやすい。ピッタリだ☆」とのことでした。

第23次:10月23日(日)~27(木) 岩手県大槌町、陸前高田市

今回は毎日数カ所で「芋もち」「お汁粉」「お抹茶」を提供させていただき、出会えた方々と比較的ゆっくりお話しすることができました☆また、参加者の若者たちがバイオリンとキーボードで素敵な音楽を奏でてくれました。

10月23日(日)  東京 → 一関の拠点

10月24日(月)   一関の拠点 → 大槌町 → 遠野市の宿

遠野の峠を越えると、突然目の前に荒涼とした海沿いの町が現れてきました。涙がとめどなく溢れました。何度もテレビ等で見てきましたが、現実は厳しいものでした。瓦礫は片付けられているものの、点々と立つ鉄骨のみの建物が、海風の厳しさの中で叫びを上げているように思えました。「ここがJR大槌駅です」と聞かされても、その面影もなく、自然の脅威に圧倒されました。

地元の人々が毎日次々と集まる「広場」に来て下さったおばあちゃん達、また傷ついた方たち、保育園児たち・・・。皆さん、暖かく迎えてくださり、私たちの小さな奉仕を喜んでくださいました。芋もちも大好評でした☆バイオリンの生演奏を初めて聴く方も多く、また、涙を流して聴き入る方々の姿もありました。子どもたちは目をクリクリさせて演奏を聴いていました。お土産のお菓子に大満足でした☆

第22次:10月9日(日)~13日(木) 陸前高田市、大槌町(3)

10/12(水) 遠野市 → 大槌町 → 一関市

昨日と同じく車中で朝食。8:30に大槌町へ到着。

まずは、赤浜の海岸へ向かいました。ひょっこりひょうたん島(蓬莱島)の近くまで行ってみると、海の水が澄んでとても奇麗でした。「黒い大津波が来た」とは全く信じ難いことですが、海岸にはまだまだ被災の爪痕が残っていました。ぬいぐるみやお茶碗など海岸に無造作に散っていた光景が痛々しく、日常生活をいきなりおそった大地震と大津波が人々の生活を一変したのがわかります。






今日は、男子は昨日とは別の場所で側溝の泥を暑い中かき出しをしました。

第22次:10月9日(日)~13日(木) 陸前高田市、大槌町(2)

10/11(火) 遠野市 → 大槌町

早起きをして、祈りの時を持ち、一路大槌町へ。車中で朝食。


8:30に到着をしたので城山の高台に登りました。震災からちょうど7ヶ月目の日で地元の方々も登ってこられていました。

漁師のおじさんたちがベンチに座っており、私達がクリスチャンであることを知った一人の人は、「話が聞きたい」と言って私たちはベンチに座るように勧められました。「クリスチャンはどういう人達で、何を信じているのか?」、「他の宗教とはどういう関係なのか?」などの質問に、いろいろと短い時間に話せるだけのこと、説明できるだけのことを話させていただきました。