2011年4月30日

第5次(岩手チーム):4月25日(月)~28日(木) 陸前高田市、大槌町、気仙沼市

陸前高田市、大槌町、気仙沼市に行ってきました。「大槌町、陸前高田市に物資支援」と「宮城県気仙沼市のAさん宅の泥だし、洗浄、工事」がメインの活動でした。

物資支援では、気仙沼より更に北部の被災地へ、ニーズ調査を兼ねて救援物資(みかん30箱、灯油)を届けました。陸前高田市と大槌町の前回に依頼された場所に、みかん、灯油、食糧、日用品などを受け取って頂きました。また、それ以外にも耳を澄ましてつぶやきをキャッチするようにしました☆積み下ろしを見ていた他の地域の職員が「あらこちらはいいわねモノが届いて…」とつぶやかれるのを聞いて、「必要があれば喜んでお運びしますよ☆」と伝えると、快く情報提供してくださり、より困難しておられるところに物資を届けることができました。難所を除き在宅避難者にとっては、食糧、日用品(トイレットペーパ、ティッシュ)などいくらでも必要はある感じです。これらを探す探査力・開発力が配送者に求められます。





Aさん宅(震災前はAさんの印刷所)では、捨てる紙をトラック積みリサイクル処分所に搬入。浸水によりほとんどの本(商品)が使用できなくなった・・・。いくらかでも使えるものないかと見つめるAさんの心遣いが痛みました。また、Aさんの協力者の申し出で、事務所再建のための事務機器・家具を受け取りにトラック出動。物資配送くらいにしか考えなかった2トンロングトラックも、この日は大活躍でした。

そして、Aさんの近隣の方々に物資・食料を届けたが、ほんのちょっとの物資にもかかわらず大喜びしていただいた。『多くの避難所とは違って、こんなちょっとの物資でも喜んで頂けるのか?!』と驚くほどの反響!それだけ自宅避難者などにはニーズがあるのでしょう。

気仙沼市Aさん宅付近で物資配布

気仙沼市の様子

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