2014年1月4日

第51次:2013年12月9日(月)~12日(木) 岩手県大槌町


今回は、大槌町で「クリスマス会」と銘打って、Oさんの素晴らしいビオラの演奏、人形劇、クリスマス・キャロルを皆さんにお送りし、共に良き時を過ごさせて頂きました。男3名、女4名のチームとなりましたが、その中のOさんは、プロの音楽家として活躍されていますが、演奏はもとより持ち前のその明るさで皆さんを和ませて下さいました。

人形劇は、プロの方々の人形をお借りしていたしましたので、参加者の皆さんの眼と心はすっかり引き込まれていったようです。人形たちが楽しそうに、クリスマスのストーリーを伝え、最後は一緒に「聖しこの夜」を皆さんが味わうように歌ってくださいました。

そして最後に、「サンタさーん!」の呼び声に応じて、サンタクロースが登場! どの会場もこの時、最高に盛り上がりました。幼稚園の子どもたちも、仮設住宅のお年を重ねた皆さんも、花巻からやってきた40名の高校生たちと三人の先生方も大歓声!

思いがけないクリスマス・プレゼントに大きな驚きと大きな拍手! 感激の余韻は続き、お茶の時も話が弾みました。ちなみに高校生たちは、地元で取れる鮭や食材を用いて、おいしいお料理を研究し、その成果を披露していました。

「また是非来てね。待っているよ」。名残惜しい皆様の声を聞きながら、各所を後にしましたが、来年も続けて東北に向かいます。

地元の方々より「続けてきてください。一緒に住んでくれるボランティアさんも必要だけど、外から来てくれるボランティアさんも必要なのです。忘れないでください」との多くの声を伺いました。復興に向けてそれぞれ立場によって思いが様々にすれ違っており、どれだけお互いの声が聞き入れられているのか? ですが、最善がなされるように祈り続けます。

※震災後大槌町に建てられたキリスト教会を訪問させて頂きました。昨年から若い先生ご一家が着任され、地域の方々と良きお交わりをもっておられます。現地で共に歩む教会として、岩手県の新聞にも紹介され、いろいろな方が訪れてくださっています。

ビオラの演奏は仮設では初めて
生演奏はやはり素晴らしいと聞き入る皆さん
人形劇のストーリーが良かった!
楽しいお茶の交わり

花巻からの40名の高校生たちとサンタを囲んで

これからの町作りへの熱心さを感じました。
大槌町内に今年新しく教会で初めてのクリスマス

演奏と人形劇に熱心な眼差しを向けてくれた子ども達

サンタに大きな声で「ありがとう!」
皆さんからの話は尽きず

サンタの訪問は2度目

良き交わりの時☆

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