物資の積み込み作業と、人力でのガソリン給油

灯油、米、水、お菓子、カイロ、防寒着、タオルなどの物資を積み込んでいる様子です(左)。被災地ではガソリンスタンドは津波で流されていましたが、地下にあるガソリンタンクは無事で、人力でガソリンを支給しました(右)。

被災地の小学校でのコンサート

岩手県のA小学校でのコンサートの様子です。1年生が特にノリノリでした。演奏に合わせて、全身でトトロの「さんぽ」などを歌ってくれました。

泥だし作業

海から2Kmぐらいの場所にあった事務所も、1.5m床上浸水の被害に遭っていました。次の日に海水は引きましたが、3cmの泥がたまっており、そのこびりついた泥を掃除している様子です。

岩手県での炊き出し

岩手県大槌町で行った炊き出しの下ごしらえをしている様子です。250人分の食事を用意することは相当な力仕事でした(左)。右の写真は、岩手県陸前高田市での地域の人々との昼食会(炊き出し)です。

被災した家の修理と、一軒一軒回っての物資支給

地震でかみ合わせが悪くなり開閉できなくなってしまったAさん宅の扉を、修理している様子です(左)。被災地の一軒一軒に声をかけて、物資を届けました(右)。

2016年1月26日

第73次:2016年1月20日(水)~23日(土) 大槌町(岩手県)


今年度は暖冬と言われていましたが、さすがに寒波がやってきた日本列島・・・そんな中、大槌町に「こんにちは☆(私は)年賀状です☆」プロジェクトで各所訪問に行って参りました。8月から大槌町に移住されたA先生ご夫妻とあちこち一緒に引継ぎを兼ねて2日間まるまる行動できて良かったです。寒波が次々とやってくる最中の雪道運転に自信がなかったので、さすがに今回は大槌町まで往復夜行バスを利用しました。寝ているだけで到着できたので楽でした。

震災後約5年経ちますが、ボランティアの数はめっきり減っています。そんな中、「こんにちは☆」と顔を出すだけで、皆さん『うぁ~』と大喜びして下さり、ハグ、握手、拍手・・・「入れ」「あがれ」「今、お茶っこ入れる。飲んでけ」・・・毎回、こちらが励まされています。

2011年にあちこちで叫ばれた「絆」・・・最近では滅多に聞かなくなった気がします・・・。でも、月に一度でも顔を見せるだけでも『見捨てられてない』『誰かが見てくれている』『一人じゃない』と体感できるそうです。仮設の方や、利用者さんたちはもちろんですが、意外に職員の方々、現地スタッフ達が、ボランティアの訪問を涙して喜んで下さいます。小さくても心と心がつながる感動を毎回体験します。

2016年1月12日

第72次:2015年12月13日(日)~17日(木) 大槌町(岩手県)、郡山市(福島県)

大震災から5年弱がたち、今なお、多くの変化の中、私たちは生かされています。新しく生まれた命、成長した子ども達、震災後リーダーとして身を粉にして働いて来られたが体調を崩されて入院されている方々、天に行かれた方々、引越しされた方々、避難先から戻ってこられた方々・・・多くの出会いと別れを繰り返し、「今」それぞれが確かに生かされているという事実・・・今ではひと月に一度の訪問ですが、それでも初期の頃からの色んなことを思い出しながらの活動でした。

今回の主な活動は、元オペラ歌手でルーマニア出身新潟在住のAさんと、ヨンタさん(サンタさんの友達)と、プルートン君(トナカイ)と、愉快な仲間の男2名、女2名、計4名で大槌町内10ヶ所の「クリスマスコンサート」と、20件ほどの訪問でした。特に、天に行かれた「お父さん」とそのご家族へのご挨拶と、2件(釜石と盛岡)の病院にお見舞いに行くことが許されて感謝でした。

<事前準備>

お菓子パックに素敵な「手作りクリスマスカード」を一枚一枚愛をこめて、祈りつつ入れました。600個のうち300個は教会にてパッキング。残りは車に載りきらないので宿での作業となりました。カードには、ヨンタさんから「苦しみを通して愛の尊さを知った」「涙の数だけ優しくなれる」のメッセージが書かれていました。今回、このお菓子とカードに多くの方が感動して涙して下さいました☆