物資の積み込み作業と、人力でのガソリン給油

灯油、米、水、お菓子、カイロ、防寒着、タオルなどの物資を積み込んでいる様子です(左)。被災地ではガソリンスタンドは津波で流されていましたが、地下にあるガソリンタンクは無事で、人力でガソリンを支給しました(右)。

被災地の小学校でのコンサート

岩手県のA小学校でのコンサートの様子です。1年生が特にノリノリでした。演奏に合わせて、全身でトトロの「さんぽ」などを歌ってくれました。

泥だし作業

海から2Kmぐらいの場所にあった事務所も、1.5m床上浸水の被害に遭っていました。次の日に海水は引きましたが、3cmの泥がたまっており、そのこびりついた泥を掃除している様子です。

岩手県での炊き出し

岩手県大槌町で行った炊き出しの下ごしらえをしている様子です。250人分の食事を用意することは相当な力仕事でした(左)。右の写真は、岩手県陸前高田市での地域の人々との昼食会(炊き出し)です。

被災した家の修理と、一軒一軒回っての物資支給

地震でかみ合わせが悪くなり開閉できなくなってしまったAさん宅の扉を、修理している様子です(左)。被災地の一軒一軒に声をかけて、物資を届けました(右)。

2014年10月2日

第60次:2014年9月21日(日)~25日(木) 岩手県大槌町


今回は、仙台生まれ育ちのゴスペルシンガーソングライターのOさんを含む若手3人で、「“そっと心に寄り添う”優しい歌声コンサート」と題し、「アメージンググレース」「秋の唱歌メドレー」「花は咲く」「荒城の月」「演歌」や、オリジナルの「雨ニモマケズ」「時~伝道者の書3章~」などを各所で演奏させて頂きました。特に、岩手県を代表する人物の一人、宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」のモデルになった牧師先生の話や、震災後Oさんが作曲をした経緯を説明するとみなさん真剣に身を乗り出して聞いてくださり、「もっとこの歌を広めてください」と多くの方たちからおっしゃって頂けました。また、「時~伝道者の書3章~」では、「♪天の下では何事にも 定まった時期があり すべての営みには時がある 定まった時がある 生まれるのに時があり 死ぬのに時がある 植えるのに時があり 引き抜くのに時がある 泣くのに時があり ほほえむのに時がある 嘆くのに時があり 踊るのに時がある ・・・ 引き裂くのに時があり 縫い合わせるのに時がある 黙っているのに時があり 話をするのに時がある ・・・ 神のなさることは すべて時にかなって美しい 神はまた人の心に 永遠への思いを与えられた・・・♪」に共感してくださり、静かに涙される方、ひたすらうなずいて聞いておられる方、歌詞カードをじっと見つめておられる方など、お一人お一人のたましいや心にしっかりと届いたようでした。

また、わずかな時間ではありましたが、各所訪問させて頂き、震災直後から交わりをもたせて頂いてきた方々との再会や、新たな出会いなど素敵な時を過ごさせて頂きました☆