今回は、仙台生まれ育ちのゴスペルシンガーソングライターのOさんを含む若手3人で、「“そっと心に寄り添う”優しい歌声コンサート」と題し、「アメージンググレース」「秋の唱歌メドレー」「花は咲く」「荒城の月」「演歌」や、オリジナルの「雨ニモマケズ」「時~伝道者の書3章~」などを各所で演奏させて頂きました。特に、岩手県を代表する人物の一人、宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」のモデルになった牧師先生の話や、震災後Oさんが作曲をした経緯を説明するとみなさん真剣に身を乗り出して聞いてくださり、「もっとこの歌を広めてください」と多くの方たちからおっしゃって頂けました。また、「時~伝道者の書3章~」では、「♪天の下では何事にも 定まった時期があり すべての営みには時がある 定まった時がある 生まれるのに時があり 死ぬのに時がある 植えるのに時があり 引き抜くのに時がある 泣くのに時があり ほほえむのに時がある 嘆くのに時があり 踊るのに時がある ・・・ 引き裂くのに時があり 縫い合わせるのに時がある 黙っているのに時があり 話をするのに時がある ・・・ 神のなさることは すべて時にかなって美しい 神はまた人の心に 永遠への思いを与えられた・・・♪」に共感してくださり、静かに涙される方、ひたすらうなずいて聞いておられる方、歌詞カードをじっと見つめておられる方など、お一人お一人のたましいや心にしっかりと届いたようでした。
また、わずかな時間ではありましたが、各所訪問させて頂き、震災直後から交わりをもたせて頂いてきた方々との再会や、新たな出会いなど素敵な時を過ごさせて頂きました☆